【SV S6最終169位R2019】カイリューガッサイーユイ
スノーです。
S6お疲れ様でした。
レート2000を達成する事が出来たので、記事を書きました。
使用構築と成績は以下の通りです。
使用構築
性格&努力値
パオジアン 陽気 0-252-4-0-0-252
イーユイ 控えめ 4-0-0-252-0-252
ハバタクカミ 控えめ 100-0-68-196-4-140
カイリュー 腕白 244-4-140-0-4-116
キノガッサ 腕白 204-4-76-0-4-220
ミミッキュ 意地っ張り 4-252-0-0-0-252
成績
TNスノー:最終169位R2019
TNスノー:最終351位R1983
目次
・構築経緯
・コンセプト
・個体紹介
・基本選出
・重い相手
・最後に
【構築経緯】
1.毒菱+チオンジェンやキョジオーン、受けループの対策ポケモンを探していたところ、前期に最終124位を取った「たんぱくしつさん」が使用していたポイヒ空元気キノガッサに着目した。最初は黑眼滅びハバカミ、ゴチルゼル、挑発身代わり残飯ディンルー等で対策していたが、受けポケ以外に活躍がしにくいという欠点があった。しかし、このキノガッサは身代わりさえ貼ってしまえば強力なアタッカーさえも突破してしまう為、対受けポケ以外にも機能する事が分かり、このポケモンを軸に構築を組み始めた。この型はサーフゴーに無力である為、残りの5体をサーフゴーに弱点をつけるポケモンで固めた。
2.キノガッサでサーフゴーを釣ってイーユイサーフゴー対面を作れば試合が有利に進められると考えた為、2体目にイーユイを採用。
3.眼鏡イーユイは自分よりも速いポケモンに対してはあまり強く出られない為、電磁波カイリューと組むと強いのではないかと思った為3体目にカイリューを採用。
4.キノガッサ、イーユイ、カイリューの選出パターンが多かったが、テツノツツミが重すぎる為4体目にチョッキハバタクカミを採用。最初はチョッキテツノカイナを使用していたが、あらゆる所からフェアリーテラバが飛んだ来たり、水ロトムの処理が面倒だと感じた為このポケモンにした。
5.残りの2体でかなり悩んだが、選出圧力が強く水ロトムやヘイラッシャを選出させる為のパオジアンと、詰み構築やバトンパ、オニゴーリ対策のミミッキュを採用して構築が完成。
【コンセプト】
1.ディンルー(カバルドン)+カイリュー+サーフゴーに負けない
2.サーフゴーを引き摺り出す。
3.受けループに負けない。
4.毒菱+キョジオーンやチオンジェンに負けない
5.水ロトム、ヘイラッシャ、イルカマン等の強力な水タイプに負けない。
6.メタをメタる。
【個体紹介】
1.パオジアン 災の剣
陽気 草テラス 気合いのタスキ
155-172(252)-101(4)-〜-85-205(252)
つららおとし 噛み砕く
氷の礫 テラバースト
選出画面での圧力が凄まじい。
最終の前日までは、フェアリーテラスタル勢を狩れてカイリューの神速を半減できる鋼テラスパオジアンを使用していたが、後投げで来る水ロトムやヘイラッシャが多すぎたので最終日に草テラスに変更した。これによって、ヘイラッシャやロトムに怯える事なく選出する事が出来た。しかし、ミラーに弱すぎるので技構成は要検討である。
B特化ロトム(H157B174)に草テラバーストが120〜144(76.4〜91.7%)
B特化ヘイラッシャ(H257B183)に草テラバーストが116〜138(45.1〜53.6%)
2.イーユイ 災の玉
控えめ 草テラス 拘り眼鏡
131(4)-〜-100-205(252)-140-152(252)
火炎放射 オーバーヒート
テラバースト 悪の波動
訳の分からない火力を叩き出すバケモン。
サフゴ対イーユイ対面を作って裏を貫く。カイリューの電磁波でs操作ができるので、性格はリーチを伸ばす為に控えめ。準速ミミッキュは抜いておきたいのでcsぶっぱにした。
最終日の3日前まで炎テラスで使用していたが、地面タイプや水タイプのポケモンに縛られるのが嫌だったので草に変更。
ノマテラカイリューの鉢巻神速でやられるので注意。
ハバタクカミ 古代活性
控えめ 草テラス 突撃チョッキ
143(100)-〜-84(68)-198(196)-156(4)-173(140)
前期最終1位を取ったシグマさんの調整をそのまま使用。テツノツツミや水ロトム対策として活躍してくれた。
4.カイリュー マルチスケイル
腕白 鋼テラス ゴツゴツメット
197(244)-155(4)-146(140)-121(4)-115(116)
電磁波 羽休め
この世の終わりみたいなカイリュー。
最初はアイアンヘッドと地震をエアスラと火炎放射で採用していたが、環境にミミッキュ、ハバタクカミ、パオジアンが多いので、上記の技に変更した。神速読みでミミッキュやハバタクカミに引かれることも多く、無償でアドを取れる事もしばしばあった。
電磁波+アイアンヘッドで相手が行動出来る確率が52.5%になる為、相手から切断される事もしばしばあった。使ってる側は楽しいが、相手には使われたくない。
持ち物は相手のカイリューのマルスケを剥がすためのゴツゴツメット。
S:電磁波で拘りスカーフ持ち準速100族抜き
HB:AとDに4ずつ振って残りHB
腕白 ノーマルテラス 毒々玉
161(204)-151(4)-121(76)-〜-81(4)-118(220)
キノコの胞子 身代わり
宿木の種 空元気
MVP。こいつのおかげで2000に行けた。
サーフゴーには何も出来ないが、相手のサーフゴーにテラスを切らせると空元気が入るようになる。
受けポケ全般に強い。
身代わりをはれていれば、キノコの胞子+やどりぎの種+身代わりで強力なアタッカーもハメれる。
パーティに毒菱が刺さるのでよく毒菱+チオンジェンやキョジオーンが来るが、その手のパーティにはかなりの勝率を誇った。モロバレルに対してもテラスを切って無理矢理突破することもあった。
大量のチオンジェンやキョジオーンを葬ったが、今期一回だけ当たった、ボディプレスチオンジェンやヘビーボンバーキョジオーンには身代わりを破られてしまう為、そこをケアしながら戦う必要はある。
また、サーフゴーに加えて身代わりハバタクカミにも無力なので、そこもきつかった。
HB:身代わりが悪タイプのイカサマ、a121ヘイラッシャのウェーブタックルが最大乱数以外耐え。Hが16n+1
S:出来るだけ高く。(最速アラブルダケ抜き)
6.ミミッキュ 化けの皮
意地っ張り フェアリーテラス 命の玉
131(4)-156(252)-100-〜-125-148(252)
じゃれつく 影撃ち
シャドークロー 呪い
テンプレミミッキュ。
強さは皆知ってるので特に語ることは無い。
【基本選出】
VS毒菱+キョジオーンorチオンジェン
ガッサでサフゴを釣ってイーユイサフゴ対面を作り、圧力をかけていくのがこのパーティの基本戦術。ステルスロックが刺さっている為十中八九カバルドンやディンルーが出てくる。そして、上位勢はキノガッサのケアもしているのでサーフゴーも来る。キノガッサvsカバルドンの対面を作り、相手のサーフゴーへの交代を読んでイーユイを出すという動きを何十回も行った。ディンルー(カバルドン)が引いてこなかった場合は裏にサーフゴーがいないパターンが多かった。カイリューに対してはゴツメカイリューでいなしていた。しかし、ラムの実持ち飛行テラバカイリューが一定数いた為、その処理のためにカイリューでテラスを切る事もしばしばあった。
VSラッシャ+サフゴ
相手のパーティにヘイラッシャとサーフゴーがいる場合はほぼ確定で出てくるので、キノガッサ対ヘイラッシャ対面を作ってサーフゴーへの交換を読んでイーユイを出すか、ヘイラッシャへの交代のタイミングを読んでパオジアンの草テラバを入れたらしていた。
【重いポケモン】
パオジアン
身代わりハバタクカミ
イダイナキバ
テツノツツミ
パオジアンを後出しで受けれるポケモンを採用していないため、カイリューで鋼テラスを切る動きが多かった。ロトムやヘイラッシャ、ウィンディを採用したとしても、上位プレイヤーは釣り交換をしたり、鬼火のタイミングで特殊アタッカーに引いてきたり、草テラバーストを打ってきたりするので、露骨なパオジアン対策は採用しなかった。
ミミッキュはこちら側のテラスを強制させられる事が多かったので、普通にきつかった。
キノガッサが身代わりハバタクカミに無力な為、何回もこいつにやられた。
イダイナキバ、ガブリアスはテラスを切られる事でパオジアンやハバタクカミを突破してくるので、きつかった。
テツノツツミはハバタクカミを選出できれば問題ないが、コンセプトであるカイリュー+キノガッサ+イーユイが崩壊するので、ちょっとしんどかった。
【最後に】
今期は過去一1〜2桁勢の猛者達と戦う機会が多く、意表をつくようなプレイイングや知らない戦術を使われた為、非常に勉強になりました。
今シーズンは最終順位を更新出来て嬉しい反面、多くのFFさんとの対戦で敗北した事、けちゃわちゃさんやしじょさんが見事最終2桁を勝ち取られた事や、paypayさんに最終レート1負けた事等、とても刺激を受けたと同時に悔しい気持ちもあるので、彼らに勝てるように精進して行きたいと思います。
今後とも宜しくお願いします!